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Posted on 2017.6.11|by

マネーフォワードとzaimどちらがいいの?家計簿アプリを徹底比較

資産管理や家計簿記録に役立つアプリを探している方必見!今回は、無料アプリの中では定番となりつつある店マネーフォワードとzaimを徹底比較しました。

今回は家計簿アプリとして注目を浴びている2つのアプリ、マネーフォワードとzaimを徹底的に比較しました。

それぞれにメリットとデメリットがありますので、ダウンロードする前に確認しておきましょう。

 

家計簿は無料アプリで便利に!

家計簿は、三日坊主で終わりやすいものの代表的な例です。家計簿をきちんとつけてお金の出入りが把握できれば、節約や貯金にも大きなメリットをもたらします。

借金返済中の方は、浪費を抑えて生活の中の無駄を省く資料となりますので、借金返済の成功を左右することもあるのです。

ただし、たかが「家計のやりくり」と思われるかもしれませんが、本気でやれば簿記と言う1つの学問になるくらい大変なものなのです。

このように、つけ続けることが大変な家計簿を簡単に管理できるアプリが登場しています。今回ご紹介する「マネーフォワード」と「zaim」は、今最も注目を浴びる家計簿アプリで、いずれも無料で利用できます。

 

マネーフォワードとは

人気お笑い芸人コンビオリエンタルラジオのテレビコマーシャルでも有名な家計簿アプリです。

「ラクすぎる自動家計簿」と言うキャッチコピーの通り、様々な金融機関等の連携によってあるべく手間なく家計簿管理ができることを売りにしています。

ios/Android対応
PC版あり
有料版(プレミアムサービス)あり
https://moneyforward.com/

 

メリット

マネーフォワードの最大の特徴は、金融関連サービスの対応数が最も多いこと。

銀行をはじめ、クレジットカード、電子マネー、ネットショッピング、マイル、証券、年金、携帯など、その数は2600を超えます。

このような、ありとあらゆる口座の残高、サービスの利用履歴をトータルで管理できます。そして、それらのお金の流れを自動で取得して、見やすいグラフなどでも表示できる家計簿を作ってくれるのです。

現金での買い物はカウントしてくれませんが、レシートを撮影するだけで情報入力が簡単に完了します。

なお、こちらのアプリはセキュリティ体制も万全となっています。クレジット番号やパスワード等は基本的に預かる事なく、情報のやり取りもきちんと暗号化して送受信・保管されます。

 

デメリット

マネーフォワードが連携する金融機関の種類は多数ありますが、無料版では10件までしか連携できません。

例えば、クレジットカード3枚、銀行口座4つ、電子マネー3種類…と登録しただけですぐにいっぱいになってしまいますので、この場合はプレミアムサービス(有料会員・月額500円)に登録する必要が出てきます。

また、無料版では、スマホ・PCに限らず広告表示があります。このような表示が鬱陶しいと感じる方にはデメリットの1つと言えるでしょう。

ちなみに、プレミアムサービスに登録すれば広告表示を消すことができます。

 

zaimとは

利用者数はなんと600万人にものぼる、大人気の家計簿アプリとなっています。

App Store、Google playで1位に輝いた実績を持ち(ともにファイナンス部門)、2013年度にはグッドデザイン賞のベスト100にも選ばれました。

家計簿に挫折した方の80%以上が、zaimの利用によって続けられると答えたそうですが、実際にシンプルで簡単、わかりやすさなどが重視された印象です。

ios/Android対応
PC版あり
有料版(プレミアムサービス)あり
https://zaim.net/

 

メリット

レシート撮影による情報入力、家計簿のグラフ表示など、マネーフォワードが持つ基本機能にはほぼ対応しています。

zaimではこのほか、医療費控除支出、地方自治体などからの各種給付金の自動抽出・取得が可能となっています。

さらに、保険の記録やシミュレーション、よく行くお店の特売情報配信にも対応し、より生活に密着した家計簿と言う印象でしょう。

なお、zaimはマネーフォワード(無料版)と異なり、広告表示が目立ちません(zaimが主催するイベントのお知らせなどは下に小さく表示されることがあります)。

余計な広告表示が気になってしまう方にとってはメリットの1つと言えるでしょう。

 

デメリット

zaimが自動取得に対応する金融機関はおよそ1,500。

一方、マネーフォワードは金融関連サービスに2,600以上対応しているため、それに比べると対応できている金融機関が少ない印象です。

主要なクレジットカード、電子マネー、大手・地方・ネット銀行、信金、労金、信用組合、農協、漁協は網羅していますが、やはりマネーフォワードには一歩及ばないと言えるでしょう。

中でも、ネットショッピングはアマゾンにしか対応していません。もう一つの最大手である楽天市場に対応できていない点は、デメリットに感じられる方も少なくないかと思います。

なお、データの手入力、レシート入力、金融機関入力ほか、データのダウンロードなどが今後「過去1年分の表示のみに制限される可能性」があるようです。

現在は無制限で表示されていますが、今後はプレミアム会員(月額360円)に登録しないといけない可能性もあります。

 

どちらが使いやすいの?

使いやすさは?

マネーフォワードとzaimはともに「レシート撮影による情報入力」が可能です。

使ったことのない方にはイメージがわかないかもしれませんが、例えば喫茶店やデパート、コンビニなどでお買い物をしたとします。

この時登録したクレジットカードで支払えば、アプリが自動で計算・記録してくれますが、現金で払った分についてはカウントできません。

そのような時に、レシートを撮影するだけで「いつどこで、何を何点買ったか」と言う詳細情報が入力できます。

一つ一つ手書きする手間を考えれば大幅にラクと言えるでしょう。

さて、そんな「レシート撮影による情報入力」の読み取り精度は、zaimのほうが少し上のようです。

一時期は、マネーフォワードの読み取り精度をもう少し上げて欲しいと言う声もあったようですが、現在はアップデートを経てだいぶ改善されてきているといいます。

なお、デザインや見やすさについては両方とも工夫されています。

後は、個々人の好みと言うことになるかと思いますので、両方ともお試しになることがベストでしょう。

 

家族との共有機能は?

複数アカウントで使用したいと言う場合は、両方のアプリとも有料版(プレミアムサービス)を利用する必要があります。

ただし、1つのアカウントを複数人で共有する形で、ご家族やご夫婦の収支を記録することはできます。特別な共有機能が用意されているわけではありませんが、このようなことも可能です。

 

口座との外部連携は?

マネーフォワードの方が外部連携数は多いです。

ただし、zaimを使用しても日常生活の利用で困る事はほぼないでしょう。

ただし、アマゾン以外のネットショップ(楽天市場など)を頻繁に利用される方や、FXや証券などの講座を連携させて管理したい方は、マネーフォワードを利用すると便利です。

 

まとめ

家計簿としてご家庭の収支をより簡単に管理したい場合には「zaim」を。家計簿に加えて資産管理もお考えの場合は「マネーフォワード」の利用を目安にすると良いでしょう。


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