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Posted on 2017.6.12|by

偏差値42だった私が1年でTOEIC990点&慶應合格した本当の英語勉強法


皆さまはじめまして。

「偏差値42だった私が1年でTOEIC990点&慶應合格した本当の英語勉強法」ということでお話しをさせていただければと思います。


ところで皆さん、英語は得意ですか?私は英語が大の不得意でした。

具体的に言うと、タイトル通り、高校三年生の時の英語の偏差値は42

進学校に入ったものの、その教室でもダントツのビリでした。

関係代名詞とか「何ですかそれ?」状態でした。


中学受験をし、その後入った中学の英語の授業からそもそもついていけず、高校は何とか中学の先生方のご尽力により都内の進学校に入ったのですが、そこで頑張ろうにも中学の頃からの基礎が抜けているので当然ついていけず・・・

高校三年生の頃の偏差値から私の英語教育の6年間をお察しください。。。


そんな私でしたが、高校三年生の春からとある”勉強法を実施し、冬には偏差値も65まで上がり、無事に第一志望の慶應義塾に合格。

その春にTOEICを受験したところ上記の通り990点という満点スコアをたたき出すことに成功しました。

そんな私の勉強法を今日はお教えしますので、ご参考にしていただければと思います。

 

英語を勉強してはいけない

いきなり核心です。そもそも私は高校三年生の頃、英語を勉強していません。文法もTOEIC受験時にもよく分かりませんでした。さらに言えば今でもわかりません。。。

そもそも英語って勉強するものではないと今は強く思います。上に”勉強法”と書いたのは私の中では勉強とは思わなかったからです。

毎日同じことを気が向いた時にしていただけです。それだけやっていたらいつの間にか「なんとなくわかる」という状況にまでなって、いつの間にか英語が”出来る”ようになっていました。

今思えば、自分自身で「英語ができていない」のがわかっていたからこそ、苦手意識が先行して余計英語アレルギーになっていたんだと思います。

ずばり、私の”勉強法”とは「英語アレルギーを払拭する」ことにあります。おそらくこの記事をご覧いただいている皆さまのうち、スマートフォンを持っていない方はほとんどいらっしゃらないかと思います。

今大学受験生、もしくはTOEICで満点をたたき出そうとしたらこのスマートフォンを使わない手はありません。

今日は英語アレルギーを払拭するためにスマホを使用した効率的な勉強方法をお伝えします!

 

具体的な方法

皆さまにもなんらかの趣味がおありかと思います。

私が高校三年生の頃にやっていたことはずばり「ただひたすら趣味の番組を英語で観る」ということでした。

私は車が昔から大好きでよく観ていたのはイギリスBBCの「トップギア」という番組でした。

大好きな車のエンジン音を聞くだけでもテンションが上がる私は受験当初は「いつかこんな車に乗りたいな、そのためにも勉強しよう」とモチベーションを上げるためにほぼ毎日観ていました。

もちろん、話している意味は分かりません。

でもなんとなくアクセルを踏んで興奮していたり、車の外観を褒めていたりすることくらいは雰囲気で伝わってきました。これで良いんです。

何故英語の番組を観ていたかと言われると「かっこいいから」です。

当時、英語ができず途方に暮れていた私。その中でも英語の番組を観ているというのがかっこ良いと思っていたんですね。

正直に告白します。当時の私は英語の偏差値が絶望的すぎてヤケクソ状態でした。

ですが結果的にはこのトップギアという番組に救われることになります。もちろん当時その後TOEICで満点をとれるとは思ってもいませんでした。

 

TOEICのスコアが上がらず困っている方へ

皆さまがTOEICの勉強をしている中でつらいことはありますか?

なかなか点数が伸びなかったり、何度も同じ問題につまずいたりして落ち込んではいないでしょうか。

忙しい現代社会に生きる私たちが勉強の時間を確保することはとても大変です。

そんな中、なかなかスコアが上がらない中で苦しい思いをして、英語嫌いになってしまうと、TOEICのスコア向上はより遠い存在になってしまいます。

今一度冷静に考えてみてください。

ほとんどの日本人は日本語をあまり勉強せずとも体得しているわけですし、英語も勉強しなくてもある程度のレベルまではいけると思いませんか?

TOEICのスコアを上げる前に、英語という一つの言語と向き合ってみましょう。

 

突然英語がわかる

これはTOEICではなく大学受験の話です。

毎日英語ができず、とりあえずトップギアだけを観ていた私。

学校の勉強以外の時間は特に何も予定がなかった私は、通学途中や授業の合間などの隙間時間を使って1日に2時間程度観ていました。

トップギアを見始めて3か月が経ったころ、今でもよく覚えているのですが、夏の暑い時に家でクーラーをかけながらトップギアを観ていると突然英語が「分かった」んです。

といっても単純な会話のやり取りでしたが・・・。英語の会話を聞いて、それを素直に理解できました。

英語は毎日の積み重ねがモノを言うのだと今では思います。

ですが、毎日積み重ねたからと言って、毎日英語の成績が伸びるわけではないと感じます。

毎日の積み重ねを行って、それがある程度まで重ねていくと、突然わかります。

「トップギアの英語が分かった!」この感動は私をおおいに調子付けました。

学校の英語の勉強は置いておいて、次に手を出したのはウィキペディアでした。

 

とにかく読む。長文を読む

ウィキペディアはとても良い参考書になります。

まず、英語版で読むと当たり前ですが、長文です。

そして、わからない単語についてはその単語をクリックすればまたその単語の説明が書かれています。もちろんこれも英語ですが…。

このようにして私は英語で日本車のウィキペディアの項目を黙々と読んでいました。

そのようにして読んでいたのが高校三年生の秋の頃。このときには英語の偏差値が少しずつ上がっていました。

一日にウィキペディアを読んでいた時間としてはだいたい2時間程度でした。

トップギアの英語動画を観ていた時間をそのままスライドして当て込んだような感じなので、だいたいそれくらいの時間ですね!

そうやって2時間程度毎日読み込んでいると、3か月程で分からない単語があっても前後の文脈で推測しながら読む「飛ばし読み」の技術が身に付きました。

 

やっぱり文法も突然わかります

一日2時間継続的にウィキペディアを読み進めてき、2か月程経つと文法問題が解けるようになっていました。

厳密には「解ける」のではなく、「これが自然」と思って選択した解答が正解だった、といったほうが正しいかもしれません。

日本語でも英語でも同じだと思いますが、まずはある程度その言語に触れていかないと、英語力の向上は望めないのだと思います。

ある程度の英語量に触れていると突然英語が理解できるようになります。

毎日の積み重ねがとても大切なのですが、残念なことに毎日「成長が実感」できるわけではないです。

毎日コツコツと積み上げていくと突然英語力が伸びるものなのです。

 

まずは圧倒的なインプットを

「たくさんの情報にあたる」という経験は何事にも必要なことです。

赤ちゃんもいきなり日本語をしゃべれるわけではなく、ご両親の言葉を聞いて、少しずつ単語レベルで話していくのです。

武道でもまずは型稽古から始まり、代表的な型を何度も何度も練習して少しずつ型を自分の身体におぼえこませていくのです。

英語も同じようにまずは聞くだけでも価値がある、と私は思います。

たくさんの英語を聞いて、少しずつ英単語を理解し、やがて話せるようになるんだと思います。

TOEICのスコアアップはもちろんですが、どうせ英語を体得するのであれば、TOEICのスコアアップのみにとどまらず、しっかりと英語を使っていけるようにしていきませんか?

忙しい現代社会ではなかなかまとまった時間が取れません。

ですが、電車での通勤時間やお昼休みなど、細切れの時間を有効活用して、まずは英語に親しんでいきましょう。

そうやって時間を割いていくと少しずつ英語がわかる耳になっていくのを体感できると思います。

個人的にオススメな英語のyoutubeチャンネルをご紹介しますので、ぜひご覧ください!

 

◆日本の雑誌と立ち読みの文化

日本人が英語を学ぶ上でのコツから外国人の恋人の作り方までたくさん紹介しています!

mimei – YouTube

◆日本のラブホって最高すぎる

Abroad in Japanチャンネル。慣れ親しんだ日本文化を英語で紹介しています。

Abroad in Japan – YouTube

◆ポルシェ 911R

筆者おすすめ車番組のトップギアです。車好きにはたまらない!?

Top Gear – YouTube

 

おわりに

私は英語の動画を毎日見ている中で、英語偏差値が劇的に上がり、英語に対して苦手意識がなくなりました。

勉強というとどうしても机の上で何時間も同じ姿勢で苦労するもの、というイメージがついてしまいます。

確かにそれも重要なのかもしれませんが、言語について学習する場合には違うと私は思います。

たくさんの英語を聞き、少しずつ英語に慣れ、そして長文も読んでいく。

TOEICのテクニックや文法規則を覚えたりすること自体は順番としては一番最後だと私は思います。

TOEICの点数アップが難しく感じている方々の多くはリスニングや長文で点数が頭打ちになります。それは英語を聴かず、長文を読まずに小手先の勉強のみをしてしまっているからだと思います。

TOEICは英語でコミュニケーションができるかどうかを試す世界共通試験です。

そのため、関係代名詞の知識などは最低限に、しっかりと英語を聴ける耳をもち、長文をストレスなく読めるようにすることが結果的に最速でTOEICで満点をたたき出すことができるのだと思います。

遠回りのように思えるかもしれませんが、そうやってやってきてTOEICスコア990をとった私の経験を信じて今日からyoutubeで英語を学んでみませんか?

今回私が皆さまに一番言いたいことは「つらい勉強をやめて楽しく英語と付き合おう」ということです。

youtubeを観る、ウィキペディアを読むということのほかでも、皆さまが楽しく英語に触れる機会があればそれでも良いです。

そうやって毎日英語に触れていく時間を作って、継続していくことで必ず英語は体得できます。

私個人の話ですが、その後大学1年生の春にTOEICを受験しスコア990を取得、その後外国人の彼女が出来、英語のコミュニケーションがもっと楽しくなりました。

言語は楽しんで学んでいかないとどこかで挫折してしまいます。楽しんで毎日英語に触れるだけで良いんです。

勉強すると思うとどうしてもつらいイメージがついてしまいますし、それが英語を遠ざけるきっかけにもなり得ます。

机に向かわずとも、紙とペンがなくても、スマートフォンのおかげで英語に触れることが簡単にできるようになりました。

この環境を有効に活用していくことで英語嫌いな私でも英語が話せるレベルまで到達できました。

英語が嫌いになってしまうのは、英語が出来ないからだと思います。

だからこそ、少しでも楽しく英語に触れる機会を作り、ゆっくりと着実に英語力を身に着けていきましょう。


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