海外でパスポート盗まれたらラッキー!?ホテルも交通費も全部タダになる裏技
今回はパスポートを盗難されてショックを受けている時に、気持ちを切り替えてピンチをチャンスに変える裏技を紹介します!
実はこんな時だからこそ、意外と高いこのパスポートを無料で更新したり、滞在中のホテルや交通費も無料になる方法があるんです!
目次
16000円のパスポートを無料で更新!
日本政府が発行しているパスポート(旅券)には幾つか種類がありますが、一般の人が使用するのは基本的に一般旅券の5年間もしくは10年間有効なものでしょう。
パスポートは有効期限が過ぎる前に切り替えをしなければなりませんが、その時には申請時と同じだけの金額がかかります。
有効期間が5年のパスポートだと11000円、10年のものだと16000円かかります。
実はこの更新を実質無料で行う事が出来るのです。
無料でパスポートを更新するための方法
無料でパスポートを更新するにはためのステップは
①海外旅行保険に入り海外へ行く
②海外でパスポートを盗難される
③紛失先の警察署で盗難証明書をもらう
④海外の日本大使館(領事館)でパスポートを発行する
⑤帰国後保険を利用して補償を受け取る
と言った感じです。
海外でパスポートを盗難されるなんて、と思うかもしれませんが盗難される可能性は低くありません。
しかしいざ盗難されてしまった時にこの方法を知っていれば、盗難されたことが寧ろお得に思えてくるので、是非この仕組みを覚えておいてください!
*故意に物を紛失して保険を適用させるのは普通に犯罪なので、本当になくしてしまった時にだけこの裏技は使用しましょう。
裏技を使用するために海外旅行の前には準備を!
この仕組みを使用するためには海外旅行に行く前に前もって幾つかの準備が必要です。
さて準備することは
①海外旅行保険に入る
②パスポート、Visaのコピーをとる
③戸籍謄本を用意しておく
の3つです。一つずつ説明しましょう。
①海外旅行保険に入る
これは海外旅行へいく時は必ず入っておきましょう。
これがないと海外でパスポートを盗難された挙句、実費で払わないといけなくなるので海外に行く人は確実に入っておきましょう。
短い期間の旅行の人は海外旅行保険付帯のクレジットカードを持っていればわざわざ保険に入らなくても大丈夫です。
ただしクレジットカード付帯の海外保険の中には持っているだけで保険がつく自動付帯と、クレジットカードを利用して航空券を購入しないと機能しない利用付帯の二種類があるので気を付けましょう。
②パスポート、Visaのコピーをとる
パスポート、Visaのコピーは確実にとっておきましょう。
盗難された後に警察署で盗難証明書などを発行してもらうにもコピーがあるのとないのでは労力がかなり変わります。
一緒に盗難される可能性を考えて、コピーの現物を用意しておくだけでなく、PDFにしてパソコンやスマホに保存しておくことをお勧めします。
③戸籍謄本を用意しておく
パスポートの再発行には戸籍藤本が必要です。
戸籍謄本が手元にない場合日本から海外へ送ってもらうための日数現地で待たないといけません。
実際には事情を説明すればFAXで送ってもらったもので大丈夫なことも多いですが、原則原本という決まりがあるため大使館の担当者が頭の固い人だった場合手続きをしてくれません。
実際に戸籍謄本を海外旅行に持って行く人はかなり少ないでしょうが、念のために持って行く習慣をつけましょう。
海外でパスポートを盗難された後にすべきこと
Airplanes / deege@fermentarium.com
では実際に海外旅行中にパスポートを盗難された時の対処法をお伝えします。
落ち込むと思いますがまずは、「パスポート盗難された、、、無料で更新できるからラッキー!」と気持ちを切り替えましょう!その後に以下の手続きをしましょう。
①最寄りの警察へ行き盗難証明書を発行してもらう
②大使館へ行きパスポートの再発行
③帰国後に保険を利用する
というようにやることは意外と少ないです。
基本的にはこの3段階で終わりですのでパスポートを失くしたからといってくじけずに頑張ってください。
ではそれぞれ説明しましょう。
①最寄りの警察へ行き盗難証明書を発行してもらう
Hong Kong Police Station / James Cridland
正直これが一番大変です。これを乗り越えればあとは本当に簡単です。
海外でパスポートを盗難されたら大使館に行く前にまずは最寄りの警察署へいきましょう。(最寄りの警察署とありますが実際は行きやすい警察署にした方がいいです)
パスポートの再発行にも、保険を適用させるにも現地の警察が発行する盗難証明書(ポリスレポート)が必要不可欠です。
現地の警察は何かと理由をつけて後延ばしにしようとしてきますが、粘り強く交渉し即日で作ってもらいましょう。
現地人の知り合いがいる場合ついてきてもらった方が安心です。いない場合は英語の話せるホテルのスタッフにでも同行をお願いしましょう。
この時に注意するのは
・盗難されたこと、自分に非がないこと、日付、場所を明確に記入させる
・盗難されたものを(パスポートはもちろん他のも)全て記入させる
ことが大事です。このポリスレポートに記入されていないものは保険が適用されないので高価なものが盗難された時には全て記入させましょう。
ちなみにこのポリスレポートはパスポートの発行で大使館、出国する時に出国管理局、保険を適用させるために、3カ所で必要になるので念のために3部コピーをしておきましょう。
②大使館へ行きパスポートの再発行
Japanese embassy / jeri gloege
無事に盗難証明書を発行してもらえたら次に日本大使館(領事館)へ行きましょう。
大使館へ行き事情を説明した後にパスポートの再発行手続きへ進みます。
パスポートの再発行には
1.一般旅券発給申請書(10年用又は5年用) 1通
2.戸籍謄本または紗本 1通
3.写真(45ミリメートル×35ミリメートル) 1葉
4.盗難証明書
5.盗難されたパスポート、Visaのコピー
6.現地のお金でパスポート更新費用
が必要になります。
1.一般旅券発給申請書(10年用又は5年用)が大使館でもらえるのでその場で記入しましょう。
3.写真(45ミリメートル×35ミリメートル)は持っていない場合は現地の写真屋さんにいって撮ってもらいましょう。
書類に問題がなければ1日で新パスポートが発行されます。この時にもらえる領収書が今後必要になるので無くさないようにしましょう!
パスポートが発行された後はそのまま出国して問題ありません。
国によっては許可書を現地の管理局からもらわねばいけない場合もありますので、そちらは現地の大使館でご確認ください。
③帰国後に保険を利用する
さて無事に帰国できたら発行費用を保険で補償してもらうための手続きです。
これをしないと費用が帰ってこないのでやっておきましょう。
また海外で盗難にあった場合は早い段階で保険会社に連絡を入れておきましょう。帰国してからでも手続きはできますが、やはり事前に説明しておいたほうがスムーズに進みます。
保険で補償を受け取るには盗難証明書と領収書が必要不可欠ですので忘れないようにしてください。
パスポートだけでなく、滞在費や交通費も!
Knotty Walnut Natural [bedroom] / Mirage floors
今回の裏技の主目的はパスポートの発行費用ですが、実はパスポートの発行のために滞在した分のホテル代や交通費も保険が適用されます。
パスポートを盗難されてしまったら気持ちを切り替えてせっかくなので高級ホテルに泊まってみましょう!
もちろん現地での支払いは自分でする必要がありますが、この領収書さえ忘れなければあとで補償を効かせることができます。
ただし、保険によって1事件の補償額が決まっていますので自分の保険がいくらまで補償してくれるのか事前に確認はしておきましょう。
結論!パスポートを盗難されたらラッキーだと思え
フランスに行きたいな。 / HIRAOKA,Yasunobu
せっかくの海外旅行中にパスポートを盗難されると再発行の手続きなどに時間が取られ面倒でしょう。
しかし事前に準備さえしておけば、無料でパスポートを更新でき、さらに豪華ホテルにも無料で宿泊できるチャンスにもなります。
ピンチをチャンスに変えるためにもこの裏技は是非覚えておいてください。
*何度も言いますが、故意に物を紛失して補償させるのは犯罪です。本当に盗難された時だけ使いましょう。